後期リーグ第5節前日

左 坂和紀明、中 玉井智也、右 藤村那月
左 坂和紀明、中 玉井智也、右 藤村那月

明日、埼玉県大学サッカー秋季リーグ第5節が行われます。相手は埼玉大学です。

そこで本日も、代持ちである3年生からコメントを頂いております。

坂和紀明、玉井智也、藤村那月の3名です。


坂和紀明

  「いきまーす!ピーッ!」
私はトレーニングにおける各メニューの始めの合図を告げるホイッスルを鳴らす。
  「いきまーす!ピーッ!」
  まるでア○ロのようだ。無論、奈美恵ではない。そもそもイントネーションが異なる。さて、私は大学サッカーにおいて、どれほどこの発言を繰り返しただろうか。
  紹介が遅れて申し訳ない、私の名は教育学部社会専修3年の坂和紀明。趣味は読書、カメラ、人間観察。何故か分からないが、サッカー部の中で陰キャラとして定着しつつある。好きな食べ物は親のスネ。
 
  私は人生のテーマは「成長」だと考えている。「成長」とはどういう意味だろうか。先日、私が購入した広辞苑第7版1612頁に「成長」が掲載されている。【育って大きくなること。育って成熟すること。】予想外に抽象的だと貴方は感じただろう。安心して欲しい、何を隠そうと私もそのひとりだ。テーマとして掲げているにも関わらず、意味を十分に理解していなかった。失敬。では、今回ばかりは広辞苑の力を借りずに私なりに具体化しよう。この場においては『成長』を次のように定義する。【サッカーのスキルが上達すること、または、試合において必要な選手になること。】
 
  私は3年間のサッカー生活を振り返る。
「いきまーす!ピーッ!」
慢性的な怪我の影響で多くの時間をサポートの時間に費やした。ホイッスルを口に咥えチームをサポートする。
「いきまーす!ピーッ!」
私はどこに向かおうとしているのか。体重計の針が75kgに向かおうとしているのは事実だ。私は『成長』出来ただろうか。果たして、どのような大学サッカーを歩んできたのか。
「いきまーす!ピーッ!」
みんなの背中を押すホイッスルを鳴らしてきた。みんなの背中を押すだけで、自らは『成長』出来たのだろうか。何度も無理してピッチに立ち、同じように何度もピッチから離れる。自分の足に何が起きてるのだろう。多くの病院に足を運んだが、回復への手掛かりが見つからない。自由に大空を飛び回る雀のようにピッチでプレーする君たちが羨ましかった。この言葉が適当か分からないが、時には羨ましいを超えて、憎かった。自らの無力さを痛感せざるを得ない。腸が煮えくり返る。悔しい。もっと『成長』出来たのではないか。悔しい。

  怪我してる人の分まで頑張ってくれ!というフレーズは個人的に好きではない。怪我する者が悪いだけだから。プレーしてる人にとっては「知ったこっちゃねえ」が本心だろう。

  そのことを踏まえて、お門違いだろうが、チームのみんなにお願いがある。
 
  勝って。

  私は多くの時間をプレーに費やせなかった。個人としては思い通りな大学サッカーを描けなかった。自分自身に強い憤りを感じる。だからこそ、チームを全力でサポートする。練習ではみんなを鼓舞する声を出す。試合ではメガホンを片手に声を枯らして応援する。私に出来ることはそれしかないのだから。チームが勝利を収められれば、良い。みんなへのエネルギーになってほしい。私がみんなにもたらするものが例え雀の涙ほどであっても、良い。私はそれ以上何も望まない。

  最後に、男3人兄弟の末っ子を大学生活でもサッカーを続けさせてくれた2人の老夫婦に感謝する。ありがとう。今はまだ好きな親のスネだが、いつかは嫌いになると思う。いや、嫌いにならなくてはならない。幼い頃、あれ程大好きだった揚げ物が成人を迎えると、あまり好まなくなったように。

  残り3試合。自分自身の『成長』への出発点、そして、3年生と過ごす残り僅かな時間のラストスパートに向けてホイッスルを口に咥えようか。
「いきまーす!ピーッ!」

 

玉井智也

こんにちは。教育学部理科専修の玉井智也です。これが掲載される五日前まで何も考えておらず、帰りの電車でなつきに言われて焦ってました笑
 さて、残りの試合もあと3試合。頚椎を捻挫してしまい春リーグは1試合も出れずみんなをサポートする日々が今となっては懐かしい。ここまで来ると嫌でも見えてくるものは引退、人によってはサッカーをしない日常がやってくる。突然だけど好きなバンドの曲にこんな歌詞があるから見てほしい。
「「早いものね」と心が囁いた。言われてみれば 「うん、早かった。」」 (Mrs.GREEN APPLEより春愁)
3年のみんながどんな風に感じてるかわからないけど自分は高校の部活以上に濃くて短いと感じている。指導者がいなくて学生だけで活動していくことに魅力があった1年生からあっという間の3年生。去年と比べてしまうと優勝争いとは程遠い所に位置していて情けないなと思うこともある。勝てない期間も長く続いた。これが自分たちの"代"だ。頑張ってやってきたが結果としては残留争いという形になっている。一言で表すなら悔しい。でも自分たちは手を抜いたことはないし常に全力でやってきた、対戦相手だって勝つために準備してきているし勝ち負けが決まるのがサッカーだ。そんな環境で、この代としての活動も大学でのサッカー生活も人生の中で誇りに思うだろう。自ら選んで部活に入った集団だからこそ充実したものとなった。先輩にも後輩にも恵まれていたからこそ楽しく、そして全力でサッカーができた。正直八千代の後輩なんてできると思ってなかったから嬉しいよ。みんな本当にありがとう。
  さあ、残りの3試合。ここまできたら各々どうやって戦うかわかるはずだ、全力でチームに尽くして勝ちに行こう!!!今となってはサイコパスが定着したこの自分は声を出し続けるからバカやってんなって感覚であと少しもついてきてね。
 最後まで読んでくださってありがとうございました☺︎

 

藤村那月

教育学部児童心理教育コース3年、マネージャーの藤村那月です。
入部して2年5ヶ月が経ち、残りがあと2週間。
最近は、「やっと終わるのか」という気持ちと「やっぱり寂しい」という気持ちがぐるぐるする毎日です。
私はこの代のマネージャーを1人でやっています。女1人で寂しいこともあったけど、1人だったからこそプレーヤーに助けられ、支えられて、大切にしてもらってたなと感じることが何度もありました。
誰かのために頑張るということは簡単なことではなく、嫌になる時もたくさんありました。文句を言われた時はもうたまったもんじゃないです。そんなこと言うなら自分たちでやれってどれだけ思ったことか。だけどそれでもやっぱり力になりたくて、みんなのことが好きだからこそ続けられたなって思います。
この1年間は特に、自分のやりたいようにやってきました。ついには"文教のママ"と言われてしまいました。卒業した先輩方は、「マネージャーはお母さんじゃない。」って言っていたし、私もそう思っていました。だけど最近は、ママも悪くないなって。だって"ママ"って素敵な存在ですよね。私のお母さんはとても素敵な人で、私が最も尊敬する人です。そんな存在になれたなら、それはそれでよかったなって思います。みんなが私を信頼してくれているから、「ありがとう」って言葉にして伝えてくれる人がいるから、私ももっともっと頑張ろうって思うんです。
マネージャーでいられるのもあと2週間。「やっぱり寂しい」という気持ちが強くて、復帰するプレーヤーが羨ましくなる時もあります。だけど私は、後輩たちにも自分たちのやりたいようにやって、たくさん楽しんでほしいと思います。とても良い子で頼もしい3人の後輩の今後に期待!今の私にできることは、後輩たちの不安を1つでも減らし、みんなと過ごせる引退までの時間を大切にすることです。そして、大好きな仲間と笑って終わりたい。
みんな、私を文教のマネージャーでいさせてくれてありがとう。
残り3節、応援よろしくお願いします!


コメントは以上です。

明日は天候が心配されますが、前節に続き勝利のロコダンスを踊りましょう!!